50代の人生後半戦メディアを立ち上げた記録|「後半戦のいっぽ」ができるまで

50代の人生後半戦メディアを立ち上げた記録|「後半戦のいっぽ」ができるまで 副業・AI

50代の会社員が、人生後半戦を記録するメディアを立ち上げた。

これはその記録だ。なぜ作ったのか、どうやって作ったのか、そしてこれからどうしていくのか。サイトの裏側を正直に書いてみたい。

なぜメディアを作ろうと思ったのか

自分の残りの人生を考えた時、ふと思った。「自分は何をしてきたのか」。

20代で営業の世界に飛び込み、30代でFP2級を取り、40代で独立して失敗し、コロナでICUに入り、50代で再び立ち上がろうとしている。振り返れば、それなりに濃い人生を歩んできた。

この経験は、自分だけのものにしておくのはもったいない。むしろ、資産になると思った。同じような境遇の人が少しでもいたら、誰かの役に立てるかもしれない。

お金のこと。健康のこと。家族のこと。住まいのこと。副業のこと。どれもAIには書けない、自分だけの実体験だ。

世の中には「50代向け」の情報サイトがたくさんある。だが、そのほとんどは専門家やライターが書いたものだ。当事者が、自分の言葉で、自分の数字で書いたものは少ない。

私は専門家ではない。ただの50代の会社員だ。でも、HbA1cを7.1から6.1に下げた記録や、FXで70万失ってからNISAを始めた経緯は、当事者にしか書けない。その「当事者の声」に価値があると信じている。

Claude Codeとの出会い|記憶力の低下をカバーする

サイトを作るきっかけの一つに、Claude Codeとの出会いがある。SNSで知った。

コロナ後遺症で記憶力と思考力が低下している。口頭で言われたことを覚えられない。メモを取っても、そのメモをどこに置いたかわからなくなる。以前の自分なら一人でできたことが、今はできない。

Claude Codeは、その低下した部分をカバーしてくれるツールだった。記事の構成を一緒に考える。年表を整理する。文章を膨らませる。自分の頭の中にあるイメージを、言語化する手助けをしてくれる。

AIが書けない実体験を持っている自分と、実体験を持たないが構成力のあるAI。この組み合わせが、一人では作れなかったメディアを作れる可能性にしてくれた。

実際、記事の執筆プロセスはこうだ。まず自分の体験を質問形式で引き出してもらう。断片的な記憶やエピソードを話すと、Claude Codeがそれを構成に落とし込んでくれる。自分一人では「何から書けばいいかわからない」状態だったものが、会話しているうちに記事の形になっていく。

食事管理にはChatGPTを使い、サイト制作にはClaude Codeを使う。AIは敵ではなく、体力や記憶力が衰えた自分を補ってくれるパートナーだ。50代だからこそ、AIを味方につける意味がある。

サイト設計の過程|年表から記事100本を抽出

最初にやったのは、人生年表を作ることだった。

20代、30代、40代、50代。それぞれの時期に何があったかを書き出した。転職、結婚、独立、失敗、コロナ、復職。書き出してみると、一つひとつのエピソードが記事のネタになることに気づいた。

アイデアを思いついてから、サイトを公開するまで約2日だった。行動を起こすのは早い方だと思う。アフィリエイトで独立した時もそうだったし、転職活動も2か月で決めた。考えすぎると動けなくなる。特に自分のように体調の波がある人間は、調子のいい日に一気に動かないとチャンスを逃す。

最初の2記事を書いて公開した時点で、「これは続けられる」と感じた。完璧に準備してからではなく、走りながら整える。それが自分のスタイルだ。

年表をClaude Codeで分析し、記事100本分のタイトルを抽出した。そこから優先度の高い10本を選び、1本ずつ書き始めた。

カテゴリは5つに分けた。「お金・資産形成」「健康と働き方」「子育てと家族」「住まい」「副業・AI」。自分の人生経験がすべてこの5つに集約される。

プロフィールも作った。「50代会社員。FP2級。コロナでICUに入り、生還後に糖尿病を発症。子ども4人の父」。短い文章だが、ここに自分の人生が凝縮されている。

サイト名は「後半戦のいっぽ」。人生の後半戦に踏み出す一歩と、筆者名の「いっぽ」をかけた。ドメインはsecondhalf-ippo.com。WordPressとCocoonで構築した。

一番楽しかったこと|頭の中が形になる瞬間

サイトを作る過程で一番楽しかったのは、自分の頭の中のイメージが具現化されることだった。

漠然と「こんなサイトを作りたい」と思っていたものが、記事として形になる。目に見える制作物として残る。昨日はなかったページが、今日はある。そのひとつひとつが積み重なっていく感覚が、純粋に楽しかった。

そして、「いつか誰かの役に立てるのではないか」という期待。

アフィリエイトで記事を書いていた頃とは違う感覚がある。アフィリエイトは「売るため」に書いていた。このサイトは「伝えるため」に書いている。もちろん収益化も目指しているが、出発点が違う。自分の経験を正直に書いて、それが結果的に収益になる。その順番が大事だと思っている。まだアクセスは少ない。読者がいるかどうかもわからない。でも、自分の経験を正直に書いておけば、いつか同じ境遇の誰かが検索してたどり着いてくれるかもしれない。その可能性があるだけで、書く動機になる。

一番大変だったこと|自分と向き合う作業

サイト作りで一番大変だったのは、技術的なことではなかった。

自分の過去と向き合う作業だ。

年表を作る時、独立して収入が激減した時期を思い出した。ICUで「だめかもしれない」と言われた瞬間を文字にした。「強いパパ」でいられなくなった日のことを改めて振り返った。

つらい記憶を掘り起こす作業は、精神的に消耗する。書いている途中で手が止まることもあった。でも、書き終えた後に残るのは、不思議とスッキリした気持ちだった。過去を記録することは、過去を整理することでもある。書くことで、あの時の自分を客観的に見られるようになる。つらかった記憶が、誰かの役に立つコンテンツに変わる。そう思えると、過去の経験に意味が生まれる。無駄な経験はなかったと思えるようになる。

サイトの収益化計画

このサイトは趣味ではない。55歳独立に向けたストック型収入の柱の一つとして位置づけている。

収益化の手段は複数ある。Googleアドセンスによる広告収入。NISA記事からの証券口座アフィリエイト。健康管理記事からの関連サービスアフィリエイト。そして、ブログの内容を深掘りした有料noteの販売。

記事が増えるほど、検索流入が増え、収益の機会が広がる。一度書いた記事は資産になる。これがストック型メディアの強みだ。

妻に話したこと

このサイトのことは妻に話した。

まだ大枠だが、「自分の経験をまとめたサイトを作っている。将来の資産になればいいなと思っている。その準備も兼ねて」と伝えた。

妻は「いいんじゃない」と言ってくれた。深くは聞いてこなかった。でも、否定もしなかった。お金の見える化を一緒にやっているから、将来に向けた準備だということは理解してくれている。

いつか子どもたちにも見せたい。パパがどんな経験をして、何を考えて、何を残そうとしていたか。このサイト自体が、家族への手紙のようなものかもしれない。

このサイトで目指す姿

特別な存在にはなれないと思っている。なろうとも思っていない。

ただ、読者と一緒に頑張っていける、そんな温かい存在になりたい。

「この人も同じようなことで悩んでいるんだ」「自分だけじゃないんだ」。そう思ってもらえたら、このサイトを作った意味がある。

先生でもメンターでもない。同じ時代を、同じような不安を抱えながら歩いている仲間。そういう立ち位置で、これからも書き続けていく。

50代で新しいことを始めるのは、正直怖い。体力もないし、時間もない。「今さら」と思う気持ちもある。でも、「今さら」と思った瞬間に可能性は閉じる。ICUのベッドで「もう終わりかもしれない」と思った自分が、今こうしてサイトを作っている。それだけで、十分すごいことだと思っている。

このサイトが1年後にどうなっているかはわからない。でも、1年後の自分が「あの時始めてよかった」と思えるように、今日も一歩進む。

これから書きたい記事はまだたくさんある。夫婦の家計管理のさらに詳しい方法。子どもたちの教育費シミュレーション。コロナ後遺症との付き合い方。AIを使った副業の実践記録。100本の記事リストは作ってある。あとは、1本ずつ書いていくだけだ。

読んでくれている方がいるなら、ありがとうございます。まだ始まったばかりの小さなサイトですが、一歩ずつ進んでいきます。

人生後半戦の記録は、まだ始まったばかりだ。

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この記事はサイト運営の記録です。

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